アイアンジャイアント

昨日チャットで話題に上げたので 台風通過中の昨夜、久々に見ました。
(丁度ネットも落ちちゃってたし…)

あ゛〜〜〜 
ええわ! やっぱり エエわコレ!


笑ったりジーンと来たり、最後はほほえましく終わる(多くは語るまい^^;)。
戦後のアメリカ文化をテレビで洪水のように浴びた世代には、アメリカさんほどじゃないにしても50年代の懐かしさが心地よく伝わりますですね。
でも中身は昔じゃありえない細やかな感情の描写とかありまして、反戦の願いがどーんと流れているですよ。

途中に入る教育映画のシーンなどは、映画「アトミック・カフェ」を見た人なら米国で子供時代を過ごしてなくともニヤリとしてしまうハズ。



演出に無駄がなーい 細かいトコまですごく丁寧に描いてあるし
昔の世相を懐かしむと共に、愚かな部分を笑いながら実は今も変わってないんだと言うことを感じさせてくれたり、本筋以外の部分もとってもきめ細かくて
結構ご都合な所も多々あるお話を、しっかり支えています。
動きもいいしキャラ立てが非常にステキ。ジャイアントがカワイイ! そして怒ると非常に怖い。


ちょっとね 少年(ホーガース)とジャイアントにヒカルと佐為のようなものを感じてたんですが
少年がロボットに色々教える保護者っぽいところとか…


でね
ディーンという、ちょいとクールなワンダフル俺ライフを送っている鉄クズ芸術家がいるんですが
ちょっとおがっち変換して見てみよっと と思ってみてたら
チョットどころか、おそろしくハマッてしまい
もんのすっげく面白かったです。


未見の方 機会があったら是非にご覧下さい。1時間半くらいの短いお話です。