たとえ話

パソコンなどの説明でも、なんでもそうですが 今まで見聞きしたものに例えて理解しようとするのはよくあると思います。
先日、パソコンのパの字からっていう 超有名な御本を図書館で借りてきました。
中高年はパソコンをどう捉えてるのか…っていうかサトウサンペイせんせいはどう説明するかって本ですね。(うっかり東海林さだおせんせいってかきそうになった(笑))
たとえ話が過ぎて、ワシはかえってワケわかんなくなりました。
OSはオカーサン てあたりはまだいけますが 「ブラウ座でホームページを見る と覚える」とか、飲み屋のカウンターに例えた図解あたりから私にはついていけなくなりました。
見たまんまを覚えるつもりで、後から理解をついてこさせる事も時には必要ですよ…ね…。<コレも苦手だけど。


たとえ と言えば思い出すのが、
ずっと昔、会社でMS-DOS教室なるものを開いてもらいまして、コンピュータに疎いお絵描きチームの面々が、基礎の基礎を習っておりましたとき、
ある女の子がデジタルとアナログの違いについてきいた後
「それって、ダイヤル式の電話とプッシュホンの電話の違いみたいなものですか」と言いました。
何となくイメージで納得したいというのがわかります。ジーコロコロって回すダイヤル式は、アナログで、ボタンをピポパとおすほうはデジタルだと。
その時説明していたセンセは、ウーンとすこし考えていいました。
「いや、どちらかと言うと、ダイヤル式がデジタルで、プッシュホンがアナログだよ。」
あーあ。
「ダイヤル式は数字をオンオフの回数で伝えていて、(ダイヤルが戻るときにカリカリカリっていうね)プッシュホンはトーンといって、二つの高さの違う音の組み合わせを出して、数字を伝えているわけで…。」
女の子は困り果てた顔で「はあ…」
納得する手がかりにしようと選んだものが逆の反応で帰って来たら、混乱しますねえ。

先生はそのたとえが許せんかったようですね。確かに例え方は間違ってたと思うけども。

てな話を思い出しましたよ。
○○のようなもの、と言う言い方は程々がいいようです。
…最近は例えようがないほど新しいものがイッパイでこまりますけどね。