◆ つれづれに思い出すオタクの恩人

オタク趣味ってのはあれです。 教えてくれる人がいるんですよね。
ワシの場合、姉だったり 姉の友人だったり 友人の兄たちだったりです。


姉 ってのは009を中心に非常に大量の仕込みを受けたような気がします。
(勝手にオタク波放射の暴露に遭ってただけですがネ)
絵だの文章だのファンアート的なモノを教わったのもそう。(絵日記とかな(笑))二次創作な読み物を初めて読んだのは小学校4,5年くらいのときですが、姉の書いたドリーム小説。(こんな場所で多くを語ると刺されそうなのでこのくらいで(笑))
その後姉はファーストガンダムを最後に基本ナマモノ路線で今に至りますのでその辺は道を分かった感じですが。


中学時代の姉の友人は石ノ森ファンの兄をお持ちで、コミックスを大量に所蔵。ご本人もマンガの肉筆回覧誌などを描く方。姉への誕生日プレゼントに「泣いて喜ぶモン(もの)」と称して手書きギャグ漫画誌を描いて贈る様なバイタリティには影響を受けたかもしれません。彼女のマンガは素人ながらこなれたもので、なんていうかとても「力の抜き」を心得たものでとてもおもしろかった。ワシは姉に怒られないようこっそり読んでいた文字通りの隠れた読者でした。
009以外の石ノ森マンガは姉が彼女から借りたものをどっさり読ませてもらいました。その後アニメーターになられ何年か前にジブリ作品のスタッフロールでも名前をお見かけしましたが今はいかがお過ごしでしょう。


小学中学通しての友人二人には、2つ年上の兄がそれぞれいらして、二人ともマンガ、アニメ、映画の好きな人。ハンナバーべラ系のテーマ曲をレコードで聞かせてもらったり、松本零児作品を教えてもらったり。(向こうは教えてくれた覚えは無いはずですが(笑))
オタクな影響ばかりではなくて、色々オモシロイ会話をしてくれたです。小学生の頃だったか、友人の一人と歩いてたら、その子の兄さんが駅前に向かって自転車をこいでいくところに会い、「兄ちゃんどこ行くの?」の声に、過ぎ去りざまに「アメリカ!」って返ってきたのが今でも忘れられない。

その兄さんはとある企業で研究職にお付きでしたが、今年お亡くなりになられていたことには本当に驚きました。まだ若いのに。お知らせを受けていないとなかなか何も言えないですが、そろそろお便りが来る頃、お返事にはこういうこと書こうかよそうか、…多分書かないですね。だからココでかいとこ。
ありがとうございました。