昨日、川上とも子さんの訃報を聞きました。

この方の声はウテナで初めてお聞きして、ウチの子たちにはケロロ軍曹の冬樹で一番おなじみと思います。
アニメのヒカ碁、ヒカルの声はこの方でよかったな、と思っています。

演技の備わった人材があれば、子どもの声は子どもがあてるのがいいなと思っている私ですが、

リアルな子どもらしさを十二分に発揮して、いろいろとやらかしながらも、目指す方向へとまっしぐらに階段を駆け上がっていく。
あぶなっかしい、と思わずにはいられないけれど、どこか信頼して見守っていける。
ほった先生が最終巻にて書かれた「頼もしい子」という表現にひどく納得した覚えがあります。
そんな主人公像を、声の演技でしっかりと形にして見せてくださった。

闘病生活を送っていたことを知らず、あまりに早すぎると驚きました。
ご冥福をお祈りします…。