若冲展とか

5連勤明けの2連休 てことで 天気が良ければ着物着て出かけよう。と思っておりました。
幸い天気に恵まれ、絹紅梅の初着用。
さあ着ようと手にしたら、袖にしつけがついたままでしたw
リサイクルで購入した着物ですが 洗い用にしつけてるとかではなくて、どうやら仕立てて未着用のようです。
いつ作った着物かはわかりませんが年月だけはだいぶたってるのでしょう。
そんなお着物のおろしたて。

帯止め金具を使って帯を締めてみました。上に枕受けのついた大きなクリップみたいなの。
夏帯で滑りにくいこともあって、大変締めやすく、いい仕上がりになりました。
着付け教室で使ってた改良枕より使いやすいわ。
そしてとても楽ちん。

100円草履はダメもとで自分で鼻緒調節したやつ。マエツボ高くしすぎて台の中でヒモ一重結びしかしてないので万一を考え愛用のお草履「ライダー1号」(なんかバッタっぽい色合いなので)鞄につっこんで出かけましたw (結果 無事はいてた草履で帰ってこられて、ライダー1号の出番はありませんでした。よかったよかった。)

↑撮り方もなにもかもダサいなw 

んで 細見美術館若冲展 見に行ってまいりました。
平日なのにそこそこの人入り。
東京の若冲展と違って展示点数少ないから、心配するような混雑はなかったけど、絶えずお客さんが入ってくるような盛況ぶりです。

鶏の絵を見ますと、
雄鶏の尾羽がほころんでるのもあえて丁寧に描いていて、こういうのもカッコいいと思わせる、伝わり具合が気分いいです。
全身でドヤってる雄鶏と地に伏して見上げる雌鶏 いうのがたくさんありましてね、
割合私も年賀状絵でよく描くんですが、イマドキなもんで あとご挨拶の書状に乗っける絵なもんで 夫婦睦まじいとか親子楽し気な雰囲気に仕上げるわけですよ。 
若冲さんのはこう 実際に庭に放して鶏さんのいろんな様子を見ておられたんでしょうな、こんなしぐさもするよあんなカッコもいいでしょうってな感じで活写しておられまして
真剣な遊び心みたいなのも感じます。
まあそんなイキイキしたドヤ雄鶏と伏す雌鶏の絵ですが 目がね なんかこうちょっとユーモラスで 雄鶏をわりとドライに見つめる、下手すると見つめちゃいない雌鶏さんw 
あんまりこの構図の絵を続けてみてたら 人生幸朗師匠の声がきこえてくるようでした。
「責任者出てこい〜!」「ナニ言うてんねんこのハナクソー」「母ちゃんごめんちゃい」
みたいな。

とりあえずいろいろ面白かった。

相国寺も行かなあかんな。


あと天満宮も行きたかったな。


と思いつつ 今回はせっかく汗だくになるやもしれんところ頑張って夏着物着たんで
四条河原町に繰り出そう(大げさ)ってなもんで

いってみたらね
祇園祭一色でさぞや浴衣や夏着物がいっぱいだろうとね おもってたら
暑すぎてかな ほとんどうろついてる着物姿の人 見ませんでした!
桜のシーズンのほうがまだ浴衣ぎょ−さんおったわw
しかし暑い! バス停のミストがありがたいわー

デパートに行ったらいっぱいいるやろ と思いましたが あんまりいないね。
まさかの「珍しい恰好の人」になってしまった…。
木の葉を隠すには森の中 ってつもりだったのにまさかのはげ山ですよ…。
暑いもんね。平日だしね。

店員さんは浴衣姿で素敵でしたよ。お若い店員さんよりご年配店員さんの浴衣姿に注目してしまう今日この頃のお年頃。
あと免税フロアで見かけた浴衣&メイクばっちりきまった観光客の一団 みなさんおきれいでした〜
サービスが成熟してきたなあとしみじみ思います。どこから見ても完成度高いお着付けとコーデ、ヘアメイク。
暑すぎて 実際に屋外にくりだされるのは日没後なのかもねー

丸井 高島屋 大丸と見て回って、浴衣の品ぞろえに一番好感持てたのは丸井でしたわ。 丸井は楽ちんゆかたやトールサイズも場所を多くとってて着物ビギナーにやさしい上に柄の品ぞろえがええ感じ。高島屋も大丸もデパート的な高級ラインはあるし、コーナーの展開も充実してるんですよ。 絶対上なんだけど なんだろなんでだろ いろいろそろいすぎだからかな? まあ…好みってとこで。


あと丸井は免税フロアのトイレ最高。 空いてるし和風でキレイ。二階のトイレの狭い上に混んでるのとえらい違い。 
まあ 免税品買いに来る用事ないもんな普通。


着物着て絶対行けへんと思ってたゑリ善本店さんもこの季節ならきっとどさくさに紛れていけるw と思って見に行きましたw
素敵な琉球紅型見せていただき、夏の帯揚げも見せていただき…
冷やかしですみません としょっぱなに言うた通りホンマに冷やかしで。
おかげさまで目ん玉の栄養補給はばっちりです。

そのうち ホンマ何もかわはりませんな ってあいさつ代わりに言われるくらいにはなる覚悟です。(絶対いわはらへんと思いますが!)