昨日は大阪の疲れを滋賀で癒やしました。
いったりきたりでちょい疲れますが その間子供達はゆっくり遊んでおります。
今日は琵琶湖博物館に行ってきました。
民俗学的展示や地学、水族、治水の展示と多彩でありますが
水族館展示が子供に人気なのです。
大雨ですが 中は結構にぎわっております。
地学的展示の部屋が滋賀県の施設とは思えない(失礼)素敵空間です。
飴色の木のキャビネットの中に化石や宝石いっぱいー

ここに来るといつも思うのですが、世相を追う形で展示されている本。どこかの創刊号マニアさんから譲ってもらたのかと思う本が(読めませんが)たくさん展示されてます。
漫画本が比較的多く、しかも「漫金超」などがあるあたりになにか近い物を感じます。
漫金超高野文子さんの「田辺のつる」が掲載された漫画雑誌)
と 子供とは違う視点で展示物鑑賞。

治水の民具展示のコーナーにはさりげなく「ひとばしら」の一節と絵が掛けられておりました。
子供はあまり目に留めないようですが 大人はじっと見入ってしまうのであります…。

魚の展示の終わり辺りには変わった習性の淡水魚が展示されておりまして
妙に印象に残ったのは「ギンブナ」。
オスがいない魚なのだそうですね
良くメスばかりの魚というと、いざというときには一番大きい個体がオスになるとか そう言うのを聞きますが ギンブナはそうじゃないんですって。
他の魚の精子で受精するんですって。
といっても 混血 というのではなく精子卵子に突入するとソレがきっかけで自前の遺伝子だけを使って受精できる仕組みを持っていて、
…結局自分のコピーを作ってるんですな。
じゃあ突入した精子はどーなったのかというと
受精したあと、ぺっ と 排出されちゃうんですね。精子・あわれ。