でんわでおしうり

このごろ確かに、電話でイロイロ売込みに来るのんが多いですね。電話に出たときに、生じる「間」で、テレアポさんか知り合いかがわかるので、どんなすばらかしい商品のご紹介であろうと話を聞くまでもなく切る準備に入るわけですが
「暮らしの手帳」とか「たしかな目」とか 商品テストの記事を楽しく読んでいたりする方は、あまりお受けにならないかと思いますが、電話で浄水器とか売り込むのってどうよ。
昔職場でアのつく洗剤や鍋を売る仕事に手を出す方が数名いましたが、おもいっきり上位の方に半ば目隠しの状態で信じ込まされとる人がいまして、この浄水器はすごい!と売り込みに来てましたっけ。クリン○イでじゅうぶんじゃよ…。毎度毎度強力な紫外線照射した水とか飲むのもなんかやだから。冷静に考えてくれ。家で飲食に使う水て、自分の体に取り込む水分のどれくらいやねん…。無色透明の水に含まれた微量なナニを除去するくらいやったらジャンクフード食うのやめたらどないやろか。

脱線。

まあそんなわけで「必要ありません」つって電話を切ると、横で宿題をちんたらやってる娘がイロイロ聞いてくるです。
「(電話のお仕事の人は)初めての電話の人が要りませんって言ってガチャンッて電話切ったらガーンってなるだろうね」
テレアポさんに同情しているご様子。
「いや、そのあと何百件もかけなきゃいけないからガーンってなってるヒマないよ。」
それより、欲しいものは実際に手にとって他の商品と見比べて一番いいのを買いなさい。
向こうから売りに来るものにろくなものはないよ。
お店に並べたら見劣りして誰も買ってくれない商品をいっぱい抱えちゃったらどうやって売る?そーゆー方法しかないよね。でもそれは良くない商売だよね。
(すでに電話で使った時間の数倍しゃべる母)
でもかわいそうだと思うよん。すごくいい商品ですよって言ってくるけど、実際そんなにいいものは売ってこないんだから。電話してる人も、わかってるんだよ。人をだましてお金もらっても幸せな気分にならんだろ?キミも将来仕事に就くときはそういうのには手を出しては…
てなとこまで話が飛躍すると娘はとっとと生返事で勉強に戻っておりました。