ブックバトン

鳥さん
からまわってきたのでチャレンジ。
しかし 何故わかったのいつも見守ってるROMってるってことを。


■持っている本の冊数


結婚時にほとんど置いてきたのと家が狭くて本棚があまりないこともあり、ムック本などを除くと衣装ケース一杯で終了ですかね…。
それも写真集とか展覧会の図録とかが、かさをとってるだけで、字の書いてある本はすくなーいですよ。
ワシホンマに本よまへんのです。
こういうサイトはじめたのを機会にいろいろ教えてもらったので少しは読書できているかと思いますが…
ええほんとに。


■今読みかけの本or読もうと思っている本


え、えと…
今手元にある読みかけの本は

万華鏡の作り方・楽しみ方―いつまで見ていてもあきない不思議な世界 (Seibido mook)

万華鏡の作り方・楽しみ方―いつまで見ていてもあきない不思議な世界 (Seibido mook)

愛知万博大地の塔というよりは、山頂に置いてあったもの)をきっかけに 娘の夏休みの工作にさせてやろうとか考えています。
でもわしが作ると意地になって娘よりいいもの作っちゃうしなァ〜ふふん<嫌な親ナンバーワン


「昭和囲碁風雲録」 中山典之著 ISBN:4000233807
…資料として(笑)。でもってまだまだ読みかけです。でも面白い。
期待しつつ読んでます。だって風雲録だもの(笑)

■最後に買った本(既読、未読問わず)


「聖の青春」かな?いや 問題な日本語か?と思ったら、
キッパリ!―たった5分間で自分を変える方法
でした。
娘に読ませようと思って買ったら、結構本気で読んでいた。何かやらなくちゃいけないことが一杯あるとき、とにかく行動するきっかけになるかなあと思いますがそのうちここに書いてあることも実行できずに落ち込むのさ。(笑)

最近買わずに図書館で借りるほうが圧倒的に多いのですが(「読みかけの本」もそう)
それをいれると
囲碁の魅力」

囲碁の魅力―悠久四千年

囲碁の魅力―悠久四千年

これ…タイトルのつけ方が明らかに間違って
いや決して魅力を描いていないとは言いません。あまりにアバウトすぎて本の内容を表現し切れてない
前半と後半があまりに別内容なのもありますが
囲碁オンチなワシのオススメは後半の囲碁指南ではなくて前半の、二人の女流棋士の伝記。明治期の棋界が少女視点で…!ここさん書きはじめる前に読んでたらだいぶ違うものを書いてただろうか。<なんてことは書き終わってから言おう<自分
とにかく、女性のさらりとした口調でこの内容…
胸がこなれる読後感です<また人にわかんない表現を


あとは資料で見ていた「友禅グラフィックス」

友禅グラフィックス〈2〉風物・鳥獣・幾何学文様篇―千総型友禅伝統図案集

友禅グラフィックス〈2〉風物・鳥獣・幾何学文様篇―千総型友禅伝統図案集

いい味出てる柄が満載ですねえ。見習い隊!


■特別な思い入れのある本、心に残っている本(5冊まで)


困るなあ(笑) 五冊もえらぶのか…!<普通は逆ですね。最近やっと、これは恥ずかしいことだと認識するようになりました。

ワシは作品の完成度が高い本をあまり読んでないなーと思うです。
読んでて想像力をかきたてられるものが好きみたいです。だから人が読んでもへ?と思うようなものを挙げますよ。


少年小説大系08

少年小説大系08

お気に入りは 月世界探検 羽化仙史著 ですが
幼稚でほほえましい科学指南から破天荒な空想ものまでいろいろありますちんからりん。サイエンスフィクションの定義にこだわる人に読んでもらいたい。<えらそうに…!
時代が過ぎれば常識も非常識も逆転するよねん。


スキーをはいたねこのヘンリー

スキーをはいたねこのヘンリー

読んだの高校生んとき。
絵本でもよかですか。
雪山の別荘に置き去りにされてしまった猫が、家の子供の作ってくれたスキーをはいてクロスカントリーを敢行。
リアルで表情豊かな猫が、いいです。


狼王ロボ(シートン動物記の絵本)
読んだの小2くらいんとき。
絵本のラストが、月夜の空を飛ぶ白と黒の狼カップル(の魂)
萌えますた。


ライラとマジュヌーン (東洋文庫 394)

ライラとマジュヌーン (東洋文庫 394)

読んだの高校んとき。
マジュヌーンというのは狂人という意味だそーですが 本名はカイスというりりしい美青年…だっけかな?(笑)
よーするにルール無用なほど恋に狂っちゃってそう呼ばれてしまうわけです。
そのルールというのが、女性の名前(本名)を公衆の面前で言ったりしちゃいかん ということで。
それなのにこやつはあまりの恋煩いの果てに往来で泣きながら、おおライラよライラと名前連呼の恋に悩む歌を歌っちゃったもんだからライラのお家はカイスを出入り禁止にしちゃうわけです。
おかげで彼はモノホンのマジュヌーンになりはて…たり戻ったり。(笑)
カイスにもよき理解者がたびたび現れ二人を幸せにしてやろうと協力してくれるのですが…
話の内容もですが、イスラームの社会が舞台ということもあって、その表現もイベントも理念理屈もどっぷり異世界で、興味深いお話でした。


「山羊髭編集長」 夢野久作 著
読んだの22歳くらいんとき。
夢野久作というとドグラマグラですが ワシはこの人けっこうお笑い好きだと思う。
子供におもしろおかしくお話を語って聞かせたりとかね、好きだったらしいし。
そんなわけで夢野久作全集の中から一押し「山羊髭編集長」
この話、主人公は新人記者。タイトルの山羊髭編集長では決してない(と思う)です。
他作品に「いなか、の、事件」という、土着の閉鎖性特異性に怖さを感じるお話あるんですが、新聞記者が主人公とあって、それに近い部分もあるんですがあれとはちがって恐くないです。
作者自身が記者ということもあって、実体験がベースになってるんだろうなあとなるとこれはその体験から得た愉快な部分なんでしょう。愉快っていっても結構まあ、その。
新聞に載せる軍艦の写真が写りが悪いからレタッチしろといわれて、主観でハデハデに書き込んじゃって全然別物に成り果てちゃったり。当時の記者仕事をベースにいろいろホントかウソかぎりぎりの線を描いて笑いをとっているかなー。
イントロでいきなり爆笑させてぐっと心をつかむとか、ラストでどういうわけか息を呑むアクションが とか 心のお手本にしているお話です。未完成風味なお話の多い(しかもわざと)この方ですが(笑)これは好きな終わり方してるでした。
他作品もいろいろとあってそれぞれに好きですけどね…。わしの中ではドグラマグラはわりかしランクは低いです。
そんなこんなで 美に昇華するよなピュアーな狂気を書かせると本領発揮という夢野先生ですが、こういう笑えるお話の依頼が当時もっとあったらなと思ってしまうワシです。


こうやって書いてると ほんと 誰にもオススメできない。何読んでんだろう自分…。とおもいます。
もっと感動できる話読めや。


■次にまわす人(5人まで)
これが一人に というならまだ回せるかもだけど碁いや五人ですか
なんかこのマルチっぽさがどーも。
あ、五人までと言うのなら一人でもいいんだろうなあ

とかいろいろ考えましたがここはリレーバトンじゃなくてトワリングてーことでワシの手の中でくるくるさせてもらいます。くるくる。
早い話が まわせる人に心当たりがないってー事です。くるくる…(泣)