やっと見ましたアニ碁スペシャル

さて、昨日やっとビデオで「北斗杯への道」(昔のオリンピックアニメを彷彿とさせるスポコン的タイトル…)見ました〜!
感想!

碁ばっかり打ってるよ!

あたりまえだけど。

いかに己のヒカ碁世界が原作から乖離しているかよくわかりました。
GET OVER どころか ワシの認識をGET BACKせんといかんようです。

アニメの絵は、目とかやたらキラキラしててちょいとトンガリ気味な画風があまり好きではないのですが、それでもこの作画レベルはあいかわらずすごいなあと思います。
仕事が丁寧ですね〜〜〜〜。
こんなスゴイ絵の作画や着彩を膨大にこなす、馬車馬の如きアニメスタッフに感服。

実は、一番印象に残ったのは
本田さんの初手天元を打つ手の動きでした。
本田さんにもったいないほどの(超失礼)滑らかな石を放つ仕草にハッとさせられました。

門脇さんと対局後に会話を交わすヒカルが謎めいたオーラ発しまくってて、妖しかったです。 とか 回想シーンの方の門脇との一局でのヒカルがむしろ萌え とか アキラの声、あの体から出るにはちょいと高くて、もう無理があるねえ… という感想を書くはずが、「本田さんの手」に食われた…。

声はまあ、仕方ないよね… 
でもあれですよ、アニメの声に不満はないですが、わしは男の子の声は男の子に当ててもらいたいし子供の声は子供に当ててもらいたいと思ってますので。アニ碁始まるときも、んなコトはお金も労力もめちゃくちゃ要る事だとわかってるけど、変声期前の子役に声当ててほしかったです。変声期過ぎてからも同じく変声期後の役者さんでやってもらうとか(むしろ声変わり最中の部分も欲しい所です。 ヒカルが佐為喪失で落ち込んでる図書室のシーンなどはヒカルが変声期真っ最中でアキラ君が変声期後だったらいいなーとか妄想いたしますですよ。(だってあの首の太さがさァ…))そんでスペシャルで成長した二人の声も楽しめると思ったら…、
どーよ どーよ どーよ。 ねェ。<なにが ねェ だよ…。(--;)

さて、お待ちかねの社ですが
ちょっとイントネーション気になるけど、ええんちゃいますか。
それよっか 社…背中がよかった…。

「コイツ強いで!」という、社の師匠の台詞が実際に声になってみるとあったかくてエエ感じでした。
社を取り巻く人々のパートは、もっとアニメで見てみたい部分です。

一時間半のスペシャルということでごっそり削られたエピソードやナレーションでの進行など、ただでさえプロの世界のお話で、内容がより間口の狭いものになっているというのに、ヒカ碁を見たことのないヒトには、なんだかな という話はこびになってしまっているのがちょっと残念。
それを挽回しているのが、ゆかり先生の初手天元の解説を中盤に挟むことで、初手天元の勝負の行方を視聴者の意識の中心に持ってくるという演出。うーんコレはアニ碁ならではの流れで、なかなかよかったです。

緒方さんは思ったよりいっぱい出てたと思います。
永夏や秀英が名前だけってのが寂しかったです。

渡辺先生も目がキラキラして…。インパクトありました。ビバ渡辺先生!