緑の着物

先日しみ抜きのまねごとをしてた着物、着て出かけました。
3月20日の伝統産業の日を中心に、着物を着て出かけると無料だったりたのしかったり いろんな催しがあったのですが
あいにくのスケジュールで着物を着られたのは18日だけ。
国際マンガミュージアムでした。
トークショーで笑って生原稿ガン見して、オタク趣味がいい塩梅に人生に彩を与えてくれます(笑)

さて今日着た着物、色も柄もめちゃ気に入ってて、


今までの一番のお気に入り小紋が曙色のコレ

その色違い的な感じですね〜。柄の描かれ方、タッチがよく似てる。

ただ、さあ着て行くぞ、となったところではたと気づいたのですが、
小物や上に着るものが、いっぱいあるから問題ない、とおもっていたけど、
今まで暖色〜紫系の着物に合うようなコーデだったので
緑色の長着にあうアレコレが イマイチ…

春に黄土色ぽいのもなー 

と思ってたけど結局、この帯に彩度の低い紫系の帯揚帯締め
さらに藤色の道行き着ちゃってちょいと隠す。


(写真さかさまです すみません。)
二部式帯なんですよ。
手作りの。
ただ、手先の部分(お太鼓の中に仕込むトコ)もテの一部で、お太鼓柄を出しつつ手先も出すってどういう締め方なんじゃー
って結構四苦八苦しました。
結論的には、ふつうの名古屋帯の締め方にかなり近くて 結局お太鼓止めも動員して締めちゃってますが、
でもいまだにひもの締め方が正解に至ってない気がするですよ…わきからひもが見えちゃうんで。
なんかこう、二部じゃないほうがうまくいく帯だなー

この手作り二部式帯が何本も出てたんですが、腕か肩を痛めて切っちゃってたのかもしれないですね。


さてこの帯、上の緑の小紋と共に売られていたのでもとは同じところからの出物かな、と思うのですが
もしかしたら巡り巡って元の持ち主と同一コーデになってるかもしれないね。

余談:この帯 柄の金糸のところなんか文字っぽくも見えるんですが なんだろね?